節約すると、ブスになる!?

なんとなく、肌感覚としてはあった仮説が、ある本で言語化されていた。

 

節約すると、ブスになる!!!

 

それが書かれていたのは、冨塚 あすか さんという方の「職業、お金持ち。」という本だ。

 

わたしがここ最近、カツカツの節約生活をしながら、薄々と感じていたことである。

ここ最近のわたしが何故節約に目覚めたかというと、それはひとえに将来への漠然とした不安や、FIREしたいという思いなどからだ。

 

お金があるっていいことだし、手取り20万ちょっとのわたしからすれば、無駄な出費を削って、月数万でも多く貯金することは美徳であり、正しいことに思えた。

 

でも、新年からその節約生活を始めて2ヶ月が経とうとしている今、わたしは強く感じた。

 

「このままじゃ枯れる!!!!!」と。

 

そう、枯れる。

 

ここ数ヶ月のわたしは、大好きな化粧品も我慢して、いらないものがあればメルカリで売って小銭を稼ぎ、新しい服なんてもってのほか!

買い物に行っても、節約のなかで買えるものはないし、休憩のためのカフェ代だって勿体無い!!!

わたしはお金がないんだから、物欲を持ってはいけない。季節に合った服を持つなんて贅沢!

何故ドラッグストアで買える化粧品もあるのに、その数倍の値段のデパコスを買うの???

そんなふうに、結構真面目に考えていた。

 

でも、これって結構やばい。

 

この余裕のなさって顔や表情に出るし、何より、自分自身に「わたしはお金をかける価値のない人間です」って言っているようなものだ。

 

わたしは本来、季節を楽しみながら、自分を色とりどりの服やメイクで飾って、素敵な食器やお花に囲まれながら生きていきたいし、そうあるべき、それだけの価値がある人間なのだ。そうだそうだ!!!

 

なのに、欲望を我慢して小さくまとまって、今の会社員の給料以内でちまちま生きていこうなんて、逆に傲慢だ!!!

わたしは本業の勉強をしてもっと評価される予定だし、ネイルを習得してもっと稼ぐし、30歳までに法人化するという計画もある。

そんな人物が、自分自身が心地良くなることや、センスが磨かれることに投資しないなんて、絶対におかしい。

 

節約するとブスになる。

なら、お金を掛ければ美人になる???

わたしは、イコールではないけれど、そうだと思う。

 

自分の限界を決めずに色々なことに挑戦したり、好奇心の赴くまま、いろいろなものを手に入れたり、いろいろな経験をしたり…そんな人が美しくないわけないんだから。

 

わたしも、もっともっとわがままに、もっともっとキュートに、この人生を駆け抜けていきたいと本気で思った。

ネイルスクール通いスタート!

2023年。

転職したり、同棲したり、婚約したり…何かと変化が大きい一年だったが、その中でも異質なイベントは、なんと言っても「ネイルスクールに通い始めたこと」だと思う。

 

昔から、漠然と美容関係に興味があったものの、特段オシャレではない…なんならダサいと言われがちな私にとって、ネイルスクールに通うなんて、ほんとうに清水の舞台から飛び降りるような決断だった。

 

サロンでのジェルネイル歴1年程度で、「ネイルはまぁ普通に好き」と言うレベルの私が、なぜ急にネイルスクールに通い出したかと言うと、主に4つの理由がある。

 

①会社を辞めて、自分のお店を開く、自分の力で稼ぐという夢を叶えたい

②INFPの特性を活かして、一対一の人間関係の仕事をしたい

③女性が「ホッ」とできる場所づくり、空間づくりをしたい

④センスが良いと言われる人間になりたい

 

こうやって並べると、どれもネイルでなくてはいけない…という必然性に欠くものではあるが、私をネイルスクールに駆り立てた理由として外せないものばかりなので、一つ一つ説明していく。

 

①会社を辞めて、自分のお店を開く、自分の力で稼ぐという夢を叶えたい

私は社会不適合者である。突拍子もない発言かもしれないが、10年以上ずっと思ってきたことだ。

高校は、全員同じ制服で同じような髪型をしていたことが気持ち悪くて不登校になり、中退した。

大学のサークルも入ってすぐに辞めてしまったし、仕事も、27歳にして2回転職している。

いわゆる「社会的にちゃんとしている」ことが難しい性分なのだ。周りからの評価も過度に気にするし、長続きしない。

じゃあ、そういう人が開業したらうまくいくのかというと…正直それはわからないけれど。

でも、仮に、今後会社員としてコツコツ信頼を積み上げていったとしても、その先に何があるのだろうか?毎日働きながら、なんとも言えない無力感を今から感じている。

忖度や、何にもならない社内政治に精を出すくらいなら、私は私の場所を作って、小さくても育てていきたい。バカにされるかもしれないけれど、本気でそう思っている。

 

②INFPの特性を活かして、一対一の人間関係の仕事をしたい

私はINFPである。(公式のセッションは未受講である旨、補足しておく)

真の理想主義者と呼ばれるが、内向型、直感的で、感情重視…計画を立てずに自然な流れを好む。

わかりやすいためにこの4文字を当てているが、要は、社会的な名誉よりも自分のやりたいことなどを重視しており、人一倍傷つきやすいタイプってこと。

 

そんな私が、心から尊敬している心理カウンセラーさんがいる。

ここでは名前を伏せるが、1人でカウンセリングルームを立ち上げ、柔らかな物腰でとっても素敵な女性だ。

私もそんな人になりたい、と思う。一対一でクライアントに向き合い、お話をしながら相手の深いところにまでグッと入っていく、そんな人に。

彼女の影響で、一時期カウンセラーを目指した時期もあったが、カウンセラーになると、あまりにも重い相談などで自分が潰れてしまう気がするし、今後1人で開業することを考えると、男性クライアントと一対一になることに抵抗があったので候補から外した。

そんな時、とあるネイルサロンに行ってピンときた。そのネイルサロンは、自宅の一角をサロンにしたプライベートネイルサロンで、ゆるく優しい雰囲気と、生活が溶け込んでいるような優しさを持ちつつ、一対一で楽しいお話をしながら爪が綺麗になっていく最高の空間だった。

カウンセリングというお話メインの場ではなく、ネイルという建前がありつつ、会話はカウンセリングのように話を深めていく。そんなことができれば、私がやりたい一対一の人間関係で働けるのではないかと思ったのだ。

 

③女性が「ホッ」とできる場所づくり、空間づくりをしたい

ここまで書いていて、大学生くらいに持っていた夢を思い出した。「大人が、いつでもふらっとやってきて、温かいお茶を飲んで癒されて、また頑張ろうと思えるような、ホッとできるような、そんな場所づくりをしたい」…という夢だ。

なんとも漠然としているが、高校時代から、保健室やカウンセリングルームにお世話になっていた私としては、本心かつ本気の夢だった。

その時は「大人の心の保健室」を作りたいという自分なりのキャッチコピーを持っていたが、まぁ、そう言う活動?事業?は儲からない、食えない…ということで、一般企業に就職して、今までOLをしているわけである。

でも、その夢が消えたかと言うと、全く消えていないどころか、大きくなった気がする。私自身が社会の荒波に揉まれて、心を消耗する中で、落ち着ける場所の重要性をより感じるようになったからだ。

仮に働いていない、例えば専業主婦の方だとしても、ホッとできる場所を求めているはず。

そんな、私の夢を叶えられる場所を作りたい!…となった時、カフェよりもネイルサロンの方が想像がついた。ネイルなら、めんどくさいおじさん客が来ないであろうこともポイントが高い。

 

④センスが良いと言われる人間になりたい

急に自分本位な理由だが、私はセンスが良いと言われる人間になりたいのだ。

裏を返せば、それほどセンスがない人間なのだ、私は…。(言っててちょっと切なくなってきた)

まず、服のセンスがない。

すごくダサい服を着ていると言うよりは、無難な服を着ていて、それ以上でもそれ以下でもない。インテリアに興味はあるが、家は無印とニトリで買った家具で溢れている。

文化的でオシャレな生活に憧れながらも、何をしたら良いのかわからず、ファッションや美容系の職業の方になぜか劣等感を抱いている…そんな感じ。

実際、就職する時に化粧品関連の企業を受けようとして周りから「らしくない」「意外」と言われてかなり凹んだ。

まぁ、そんなこともあり。

理想の自分とは?と考えた時に、自分だけの小さなアトリエを持ちながら、自分なりの美的センスで身の回りのものを選び、「なんかわからんけどオシャレ!」「センスが良い!」と言われる人間になりたいのですよ、私は。

きっと、ネイルを習ってネイルサロンをオープンするにあたっては、膨大なインプットと試行錯誤、そしてアウトプットが必要になるだろうから、その過程で自分の理想の自分(=センス良い人)に近づけるのではないか!と思ってネイルを学ぼうと決心した次第。

 

あぁ、なんだかとっても長くなってしまったが、2023年はこんな理由でネイルスクールに通い始めましたよ〜と言うお話。

 

まだ授業は4回しか受けてないし、技術もセンスももちろんまだまだだけど、今はとにかく目の前にあることが楽しい!

どんどんやってこ!

同居人がインフルエンザでした。

パートナーと同居して約半年。初めての年末年始でその事件は起こった。

 

そう、パートナー(=同居人)の発熱である。

 

晦日の昼頃、私が栃木の実家に帰省しようとやっとスーツケースを開けて準備していたところ、同居人が急に「なんだか調子が悪い」と。

 

嫌な予感。熱を測ったところ、37.6度。

ついでに私も測ってみると、37.3度。

これは帰省中止だね、ということで自宅でゆっくり。

 

同居人も、近くの実家で家族と過ごす予定だったそうだが、中止。

 

まぁ風邪だろうと思って2,3日は様子を見たが、結局2人とも熱は上がるし、喉は痛いし、倦怠感は増すばかり。

 

流石にただの風邪じゃないかも?と思い、重い腰を上げて1月3日に休日診療の病院へ。

 

インフルエンザとコロナウイルスの検査をしてもらった。

結果、同居人はインフルエンザA型、私はインフルもコロナも陰性。

 

2LDKの自宅で隔離することもできず、ベッドで一緒に寝ていたから、絶対に移っていると思ったけど、私はなんとか感染を免れたよう。

 

とはいえ、ダンディーなおじさま医師から、を検査で反応がないだけの可能性もあり、状況から考えるに感染している可能性が高い」と薬の処方を提案されたため、インフルエンザ用の薬を出してもらうことになった。

 

インフルエンザになるのは約4,5年ぶりですっかり忘れていたのだが、インフルエンザの薬は大きく分けて2つあるらしい。

 

ひとつは、吸引式の薬「イナビル」

もうひとつは、飲み薬の「タミフル

 

ダンディー医師曰く、今は吸引薬のイナビルが主流で、1回の吸引でしっかり効き目があるからおすすめとのこと。

たしかに、私が前インフルエンザになった時も、この吸引の薬で驚くほど劇的に改善した気がする。

対してタミフルは5日間飲み続けないといけない薬なのでちょっとめんどくさい。

 

じゃあ、その吸引薬で…と言おうとしたところ、止められてしまった。

 

喘息の人に吸引薬はあまり良くないんだって。

 

あ、そうだった。

私は問診票の「あなたは喘息ですか?」の欄に、迷いに迷って「はい:2023年7月〜9月に咳喘息」と記入していたのだ。

 

咳喘息というのは、風邪が長引いて咳だけ残ってしまう時に、乾いた咳が止まらない状態のことを言う。喘息っぽい症状で名前も「喘息」とつくが、正確には喘息ではないらしい。

 

ただ、私はコロナの可能性も考えて「喘息の方が、手厚いサポートを受けられるのでは」と思い回答していたのだ。あぁ…。

 

で、吸引薬が使えない私に何が処方されるかというと、タミフルである。

 

タミフルといえば、だいぶ前だが副作用で子供がベランダから飛び降りた、というようなニュースが記憶にベッタリと残っている。名前だけでちょっとした拒絶反応が起こる薬だ。

 

不安に思ってダンディー医師に「だいぶ前に言われてた怖い副作用って今はもうないですよね?」と言ったら、キョトンとした顔で「あぁ、そういうのは、全くないです」と。

 

なんだか気にしている私がすごくバカみたいな気持ちになってしまった、が、まぁそれはいい。

 

そんなこんなで、同居人はイナビルを、私はタミフルを処方され、薬を飲んで静養しているところ。

 

1月4日夕方時点で熱は37度まで下がっていてほぼ症状もないから、明日の仕事始めは休まずに行ければいいな。

 

2023年〜2024年の年末年始はどこにも出かけられず、お家でダラダラになってしまったけど、出掛けないからこそ節約になったし、その間にネイルの練習や読書ができて、まぁ良いお休みだったな。

 

明日から仕事、ぼちぼちやるぞ〜!!!